さいき殿伝(でんでん)金賞認証事業者のぶんご銘醸(株)さんが芋焼酎原料芋「黄金千貫(コガネセンガン)」を初めて自社生産し、地産地消の芋焼酎作りに挑戦されます。
ぶんご銘醸さんが、直川の畑を借り、直川の人と水と蔵で醸した芋焼酎造りに取り組むにあたり、直川小学校の食育活動の一環として、生徒さんも農業体験をできればと提案され、実現した初の試みです。
当日(5月30日)は直川小学校の3年生13名、5年生12名、計25名の生徒さんが参加されました。(※写真掲載は直川小学校より許可を頂いています。)
↑ 直川小学校にて先生のお話
↑ 数台の車に分乗して畑に移動しました。生徒さんたちの弾ける笑顔が眩しい!! ↑ ぶんご銘醸さんをはじめ、関係者の方々の挨拶 ↑ 植え付けのお話に、生徒さんたちも真剣な眼差しです。 ↑ 生徒さんたちに植え付け用のイモの苗が配布されました。 ↑ 今回、植え付け用の「黄金千貫(コガネセンガン)」の苗。美味しく味わいの深い焼酎を造るためには、甘くない品種のこの黄金千貫が適しているそうです。 ↑ 苗を植えるのに、竹串で45度ほど「斜め」に穴を開けます。これは、おイモが無理をせず、根を張り、たくさんの実をつけるためにとても大切なのだそうです。 ↑ 開けた穴に苗を植え、黒いビニールで苗が焼けないように、「土の枕」を被せてあげます。なかなか笑顔のショットが撮れませんでしたが、それほど真剣だったのです!! ↑ 真剣な生徒さん達に、ぶんご銘醸さんも優しく丁寧に補佐されています。
↑ 当日は真夏日?!のカンカン照り 水分補給も大切です。休憩時間中に、取材に来ていたプレスの方々(NHK大分放送局さん、CTSさん、大分合同新聞さん、読売新聞さん)からのインタビューも受けていましたよ♪ ↑ もうひと踏ん張りです。この日は1500本の苗を植えました。 ↑ 場所:大分県佐伯市直川大字仁田原
植え付け面積: 14アール(1,400平方メートル)
総植え付け本数: 3000本
イモの出来高予想: 約2.5t
焼酎の出来高予想: 一升瓶約1,200本(25度) ↑ 生徒さん達からは「おイモの苗を『斜め』に植え付ける理由に驚いた」という感想が多かったです。「どうして直川でお酒造りをしようと思ったのですか?」の問いに、ぶんご銘醸(株)狩生さんの「地元の土と地元の水と地域の人たちと関わり合いながら焼酎が造りたいと思ったので」という言葉がとても印象的でした。 ↑ 最後にご挨拶です。直川小学校の皆さん、とても頑張りましたね! ↑ 帰りの移動車内でお疲れモードの子供達。きっと心地よい充実感も感じていたでしょう。
ぶんご銘醸さんが、直川の畑を借り、直川の人と水と蔵で醸した芋焼酎造りに取り組むにあたり、直川小学校の食育活動の一環として、生徒さんも農業体験をできればと提案され、実現した初の試みです。
当日(5月30日)は直川小学校の3年生13名、5年生12名、計25名の生徒さんが参加されました。(※写真掲載は直川小学校より許可を頂いています。)
植え付け面積: 14アール(1,400平方メートル)
総植え付け本数: 3000本
イモの出来高予想: 約2.5t
焼酎の出来高予想: 一升瓶約1,200本(25度)
↑ 苗の根が張るまで、ぶんご銘醸さんが毎日水やりをされます。子供達の思いのこもった苗がすくすくと育ちますように!!
今後は、ぶんご銘醸さんがイモの手入れをし、10月後半から成長したイモを掘り、すぐその翌日から仕込みに入るそうです。
(鮮度が重要なため、できるだけ新鮮なうちに仕込むのだとか)
掘ったイモを洗いカットし、その後蒸し、細かく粉砕した後、(1回の仕込みが約600キロ)発酵の仕込みをします。
ぶんご銘醸さんは、そのイモ掘りの体験と、仕込み作業の工場見学に、生徒さんたちを招待される予定だそうです!!
仕込み始めると20日間くらいで焼酎ができるため、11~12月には全ての焼酎の原酒ができあがるらしいです。その後、原酒を貯蔵・熟成させるため、完成は3月後半~4月くらいになるそうです。完成した焼酎の一部は、生徒さんの各家庭にプレゼントされるかも?!
原料の生産から焼酎づくりの行程にふれ、地元企業の職場でどのようなことが行われているのか、そして、ものづくりの心など社会を学べるとても素敵な活動だと思います。
この体験から、未来の蔵人が生れるかもしれないですね♪
by Taniguchi