「地域資源を活用した商品ブランディング・マーケティング」研修として、
佐伯市のブランド認証制度を学ぶため、アフガニスタン、アルバニア、
ブルキナファソ、コモロ、ネパール、パナマ各国の中央部署(農林水産関連)
より7名の方々が、そして、国際協力機構(JICA)の関係者さんが来られました!
知っていただく研修会。
来日して、鹿児島・熊本を回り、そして、3日目の佐伯市ということもあり、
お疲れもピークだったはずですが、佐伯市の農林水産業やブランド認証制度に
ついて、とても興味をもって聞いておられました。
まず直川の「ぶんご銘醸株式会社」さんにお邪魔しました。
▲▲ 海外向けの純米酒に日本を連想させる「千代紙」でパッケージしている。
国内向けは、千代紙ではなく茶色の和紙。
販売先により、デザインも工夫している。
海外の方の多くが、日本酒と焼酎の違いをご存じないため、
日本酒は「米、麹、水を原料として発酵させてこしたもの」、
焼酎は「蒸留したもので、原材料も米、麦、イモとある」ことを説明。
この香りに興味津々な方や、逆に宗教的にアルコールを飲まれないために、
衝撃を受けている方と、反応は様々でした(笑)
※焼酎の製造工程をご説明いただいた後は、ぶんご銘醸さんの「酒蔵のあまざけ」を作っている工場に移動して、できたてほやほやの甘酒の試飲も!!
初めて飲む味だったようですが、飲みやすい甘みに、多くの方があっという間に飲み干していました。
沖縄から来られていたJICAの関係者の方も、「こんなに美味しい甘酒は初めて飲んだ!」とのこと。
「ごまだし」を製品化する経緯、材料の鮮度の大切さ、合資会社として長続きするために大切なこと、商品だけでなく万能調味料としてのごまだしを広めるためにレシピ本も発刊して、相乗効果を目指していることなどをお話しいただきました。
参加者さんからは「1日どれくらい製造しているのか?」「ここで作っているのか?」「どのように作っているのか?」など具体的な質問も多く上がっていました。
ぷりっぷりのすり身も、皆さん「おいしい!」と興味深々。
材料が魚と塩のみと知り、さらに驚いていらっしゃいました。
11月3日に日本野菜ソムリエ協会主催 「調味料選手権2014」の
「ご飯のお供部門」で最優秀賞を獲得した「鯛味噌」!!
鯛の上品な味に、絶妙な味噌とお砂糖の加減がたまらない商品です。
時間が押してしまい、予定より遅くにお邪魔してしまったのですが、
元気にお迎えいただき、心より感謝しております。
ありがとうございました!<(_ _)>
by Taniguchi