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by さいき殿伝
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平成22年5月19日~21日にかけてマリンメッセ福岡(福岡市)で、「西日本食品産業創造展‘10」が開催されました。同展覧会では、各種新商品や製造機械の展示、菓子・パンコンクールの発表会の外、各種セミナーが開催されました。今後数回に分けて、報告をします。

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<量目からみたお客様ニーズ>(成田総菜研究所長)
・総菜とは、栄養のバランスがとれて、各家庭の家計の範囲内で、家族の思考を満足させたものでなければならない。
・家庭では使っていない添加物を使った総菜を平気な顔で売っていませんか。家庭でもパスタにオリーブ油を使っている時代に平気でサラダ油を使っていませんか。
・一年中同じ内容の、使われる野菜の種類や重量が同じ総菜を作っていませんか。
・季節のものを一品加えるだけで売れ行きが違う。
・季節、天気、温度変化に敏感に丁寧に対応することで売れ行きが違う。
・1人前を2個買わせるのか、1.5倍の量で2人前と表示して買わせるのか。
・売れ筋でない商品の品揃えも大切。
・果物も単なるフルーツとしてではなく、健康や美容という側面を強調しよう。
・ヌルヌルして嫌いといわれた牡蠣も蒸して販売するとよく売れる。
・摂氏20度になるとパン粉料理が売れ、30度になると天ぷらが売れる。
<弁当>春の花見時期は、ご飯は少なく総菜を多めに。/夏はご飯の量の多いものが売れる。寿司の1パックの貫数を増やす、ウナギ・ステーキがよく売れる。/秋は新米をアピールしよう。/季節を感じらせるものを必ず1品は入れよう。
・冬は汁物総菜がよく売れる。
<資料>
・1人で食事をする人の割合は平日は15.9%、休日は7.4%。
・よく買う総菜、サラダ、食べたいけど作るのが面倒な料理、週末によく飼う総菜はそれぞれ違う。
・諸費者はますます賢くなっていくが、勉強しない売り手側。
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# by saiki-brand | 2010-07-01 12:09 | 研修会・視察(報告) | Comments(0)

d0168569_9242443.gif「The・おおいた」ブランド流通対策本部総会が平成22年6月24日に開かれました。総会に続いて、イオン九州㈱産地開発部長の立石弘司氏(県マーケティングアドバイザー)による、「食品の販売動向分析とその対応について~赤採りトマトの産地化を通じて~」、と題した講演会がありました。大変興味深い話が多かったのでご紹介します。

<経済情勢の分析と元気な企業>○09年の経済状況は、リーマンショックによる世界的不況、円高・株安の進行、デフレ時代へ突入した。経済の具体的状況は、輸出産業の苦戦(車・電機産業等)が他産業(1次から3次産業まで)への影響し、企業防衛の動きが強まり、支出の抑制につながっている。
○これから世界をリードする国は、中国、インドなどの新興国。中国の経済成長率は短期では10%以上が見込まれる。
○2010年の経済動向予想は、日本のGDPは1~2%程度の成長。中国・上海万博終了後の動向やアメリカの経済動向を注視する必要がある。デフレの定着で企業としては、収入拡大より支出削減の優先の動向。自動車産業・電機産業はやや明るいきざしが見えてきた。不安材料としては、ギリシャ、ポルトガルの経済危機の問題がある。
○元気な企業としては、マクドナルド(おいしさとサービスの向上)、和民(本業以外での成功(介護事業))、エフピコ(ローコスト技術革新)、ユニクロ・ニトリ(トレンドの構築と自社製品を海外で生産し輸入)、餃子の王将(中国餃子の不安感を逆手に取った、安心・安全でしかも安い)がある。
○道の駅及び物産館の動向は、売上げ上位では、1.伊都菜彩(いとさいさい・JA伊都)売上20億円、半分が野菜・花、2.ファームステーションバサロ 売上7.9億、3.道の駅うきは売上7.7億円、4.道の駅竜北 売上5.2億円、5.あんずの里 売上5.2億円、6.道の駅不知火売上3億円。

d0168569_9263495.jpg <イオン九州の販売実績から>加工食品の売れ筋は、キャンディ、徳用チョコレート、小袋スナック菓子(消費者が好むg数60g→28g)、米菓子、ナッツ、ジャム(ヨーグルトのプラス)など。その他、フレッシュギフト(特に鮮魚)は伸びる要素あり、炭酸水(カロリーゼロの巻き返し)・ウイスキーはハイボール人気で伸び、あわせみそ(要冷蔵)、ソーメンつゆはストレートの方がよく売れる、など。
デイリーの売れ筋は、①グループとして、充填豆腐、玉子豆腐、かまぼこ、ちくわ、天ぷらあげもの、ウインナー(畜産商品の品揃えとして、はずせない)、②グループとして、みりん、ゼリー、フレッシュデザート、ヨーグルト、バラエティヨーグルトなど。
農産の売れ筋は、①グループとして、トマト(年3億円)、レタス、キュウリ、キャベツ、小松菜、ニラ、大根、白菜、パプリカ、アボガドなど。赤採りトマトは3千万円、トマトは普通59%、中11%、ミニ21%を占める。パプリカは目で味わうとして伸び、葉物ではホウレン草が35%、ニラが26%を占める。②グループとして、青ネギ、白ネギ、きざみネギ、大葉、ショウガ、かぼす、とうもろこし、便利野菜セットなど。きざみネギが伸び、鮮度維持が課題、便利野菜セットは伸びる、メニューに応じてカットと真空。③グループとして、カットスイカ、カットメロン(大きくて糖度が高いもの)、巨砲、お手軽果実、少量いちご(消費者が好むg数400g→200g)など。カットした果物が伸びている。
○12月から4月までは、イチゴ以外に売る果物がない。店の入り口は果物を置く、季節感があるから。
水産の売れ筋は、①(刺身)グループとして、マグロカテゴリー、刺身用全体の中の6.3%。生マグロで流通をしようとするなら、3枚おろしで1/8カット。かんぱち・ぶりは7~8%の伸び。刺身は単品が伸びている。いずれも養殖が中心。②(切り身)グループとして、ぶり11%、青物10%。③(塩乾物)グループとして、ちりめん、開き物は円熟した商品(今後の伸びは大きく期待できない)。今後伸びそうなのは、ブリの照り焼き(味付き)、ブリフレークなど。・・・暖めたら食べられる。
○デリカの売れ筋は、ホットデリカは45%。
d0168569_9274410.jpgカテゴリーの分析のまとめとして
①商品構成 店舗のスタイルによってプライスラインが異なる。どこを狙うかによって戦略が違う。プライスライン@200円/個まで(ディスカウンター領域)、プライスライン@200~300円/個まで(GMS領域)、プライスライン@300~400円/個まで(百貨店領域)。
②利便性ニーズの強さ カット野菜等のカット物が求められている。スイカはカット販売が50%以上で、その内ブロック(実だけのカット)は35%を占める。主婦の時間の使い方が変わってきている。
③食品は美味しくなくては売れないが 何をもって美味しいというのか、商品、年齢層によって変わる。見た目も重要。
④小容量の商品に意識を 一人生活者が人口の10%を占める。大人と子どもで違う。カット野菜や果物。必要量(食べれる量)だけ求める傾向が強い。
⑤健康ニーズは強い 平均年齢が41歳以上になった。特に女性、高齢者のニーズは強い。
⑥商品を売るには 他との違いをいかに見せるか。健康、美味しさ、便利さ、安全安心、地産地消の内、少なくとも2つ以上の説明が必要。販売ターゲットを広げるには、飲食業やデリカを含めるべき。ケ型品(毎日型)毎日使うもの、ハレ型品は年1回か2回のもの。毎日型商品で売り込むのがベスト。お歳暮ギフトは9月に決着する。不況の時は社会行事を大切にする。
○競争と連携として、どの業種業態も常に競争がある、そのために、ベンチマーク産地や商品を決めること、自分の産地商品との差が何か分析することが求められる。
○商品開発事例として、赤採りトマトは、産地は竹田市、シーズン7~10月末、糖度5~5.4(赤取りといって、糖度が上がるわけではないが)、グルタミンサン・リコピンが大幅(2倍以上)に増加するので1パック単価294円(通常の類似品より100円アップ)で、イオン九州+マックスバリュウで120t販売予定。
 
<産地への提言>素材→1次→2次→惣菜→飲食、素材を売りながら、あわせて加工品をたしていく。
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# by saiki-brand | 2010-07-01 09:34 | 研修会・視察(報告) | Comments(0)