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by さいき殿伝
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食事は凶器になるんですよ>N社長


 d0168569_132027100.jpg県内で老人福祉施設等26箇所の食事部門を手がけるN社の社長さんとお話しました。市内の弁当屋さんが開発した「椎茸飯の素」が福祉施設の給食で利用できないか、という相談でした。
N社長のお話①
○おいしい、いい商品に仕上がっていると思います。思いますが、特別養護老人ホームでは使えません。椎茸が固すぎます。」
○ここの施設では平均年齢が90歳を超しています。神様に選ばれた人たちです。残念ながら歯がなくなって、歯茎や舌で押しつぶして食べるんですよ。(入居者の半数がおかゆで、中には胃からチューブで食事を取り入れている人もいました。)
○食事は時に凶器になるんですよ。喉に詰まらせることは死につながりますから。
・・・椎茸の素の販路拡大のため老人福祉施設や学校給食の現場に売り込んでいこうとした矢先のことでした。単純に老人福祉施設と一言で言っても、介護度の高い人ばかりの施設から、比較的軽度人が多い施設まで、様々です。商品を売り込むということは、相手の望むものを紹介しなければならないのだと、あらためて教えられました。
N社長のお話②
○学校給食では使ってもらえ可能性があると思います。
○子供が椎茸飯を好きになれば、大人になっても食べ続けてくれますよ。
○戦後になって、急速にパンを食べるようになったのは、アメリカの戦略で、学校給食にパンを導入すれば、大人になってもパンを食べ続けてくれるということを知っていたのです。当時のアメリカでは小麦が余っていたし、日本は食糧難でありがたく頂戴しているうちに、慣らされてしまった。
○学校給食はどこかで当たれば、すぐに県下・九州・全国展開される可能性が高い分野ですよ。
N社の社長の話③
○会社としても、地元の食材をなるべく多く使うように心がけています。
○佐伯のものとしては、椎茸や魚を多く買っています。
○市場では流通しにくい、規格外れの商品などは、カットしたり煮たりすることで、十分利用することが出来ます。
ソフト椎茸・・・椎茸をすりつぶしてペースト状に加工した食品。味は椎茸、歯ごたえはなし。
生椎茸と干し椎茸・・・高齢者の施設では生椎茸を多く使う。カットするので、規格外でもOK.
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by saiki-brand | 2010-06-14 13:04 | 旬の情報 | Comments(0)