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by さいき殿伝
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伊勢エビ特集!第1弾:市報10月1日号「伊勢エビ」密着取材してきました!


9月なかば、「おばちゃんバイキング」と銘打った郷土料理をメインとした地元の産品や食材を使ったお料理&デザートのことが知りたくて・・・さいきブランド娘2号が「かまえブルーツーリズム研究会の理事長」の橋本正恵(はしもと まさえ)さんこと、マッコ姉(以下、マッコ姉と表記)に電話して取材をさせていただきたい旨申し出ました。
すると・・・
『日本観光振興協会長賞受賞祝賀会』があり、その席で参加者の皆さんに「おばちゃんバイキング」を振る舞うので、ブランド娘3人で取材に来ませんか?とお誘いいただきました。
せっかくなので、「ウニ割り体験」や「伊勢海老体験」もして昼食を食べて、それからみんなで祝賀会に行きましょう!というお話しをいただいたのです!
元々、10月1日の市報の「うめーどinさいき」の旬情報の内容は、「伊勢海老」になっていたので、市報の取材も兼ねて、丸々1日密着取材させて頂くことにしました。朝10時、マッコ姉の職場&お住まいの丸二水産&民宿・旅館「まるに丸」に到着。
入り口で伊勢海老のオブジェがお出迎え。
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中に入ると、祝賀会の衣装が、私たちの分も吊り下げてありました。
大漁旗のリメイク衣装。
それぞれデザインが違って素敵です。
貝殻を張り付けた手作りランプもステキでした。
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ウニ割り体験や伊勢海老体験の準備をして頂いている間に、自由に見学をさせて頂きました。
何やらコンテナにウニの殻が二種類、たくさん入っています。
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これはどうするのですか?と聞くと…
リサイクルするのだとか。
捨てるとこないんよ~とおっしゃっていました。
一つは、撒き餌にするのだとか。乾燥させて、つぶして、餌に少し混ぜるのだそうです。
そうすると、健康な魚に成長するそうです。
ウニの身の黒いワタの部分も、捨てずに魚にあげるそうです。
たまたまこの土地に来た釣り人なども、普通にウニの殻をもらいに来るそうです。

二つ目は、肥料にするのだとか。
ウニの殻をそのまま畑に置いておくと、触ると崩れるぐらいになって、自然と砂のようになるのだそうです。
そして、そのまま自然に土と混ざって良い肥料になるそうです。
自然の力ってすごい!
近所の畑を持っている方がウニの殻をもらいに来るそうです。

そんなお話を聞いていると、横から従業員のおばちゃんが、「コーヒー入れましょうか?」と声をかけてくれました。
するとすかさず「ただおばちゃんたちが飲みたいだけやろ!(笑)」と、トヨ兄(マッコ姉の三男)の声が飛んできました。
「そうそう(笑)お客さんに出さないと私達が休憩できないから(笑)」とみんなで大笑い。
「待ってる間にどうぞ」と一緒に楽しくおしゃべりしながらお茶しました。
話の中でも印象的だったのが、民宿・旅館「まるに丸」で出る食事の名前。
「1泊2食付1万円からだけど、ご馳走が食べたかったら1万5千円で冥土の土産御膳が出る」と。
「冥土の土産御膳」という、あまりにインパクトの強い名前に、みんなで大爆笑。
社長(マッコ姉)が命名したそうです。
これで死んでもいいぐらいのご馳走なんでしょうね~。
写真撮りたいなぁ~と言うと、泊まりに来た人だけが見れるし食べられるのよと言われました(^_^;)

楽しかったからかそんなに時間は経っていないように感じましたが、話もまだ弾んでいる中おばちゃんの一人が「さっ、仕事しよう!」とお茶したあとの後片付けを始めました。
みなさん、働き者です。
みんなで一緒にサッと片づけました。

引き続き見学。
一人のおばちゃんが、マッコ姉の二男さんが育てたニジマスなどを、昼食用にさばいてくれていました。
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さて、準備ができたようで、ウニ割り体験をさせて頂くことに。
いつの間にかブランド娘1号(大野歩)が既にウニを割り始めていました。
専用の器具で刺して開くような感じで殻を割っていました。
殻はそんなに硬くないようです。



殻を割ったら中の身は一部分だけくっついているので、そこをはがして中身を器へ落とします。



その殻から外したばかりのウニを食べさせて頂きました。
水につける前の状態(とれたて、はずしたて)が一番おいしいのだそう。
これなら、ウニを食べれない人でも食べれるとおっしゃっていました。(実話談)
まずはブランド娘2号がウニを口の中へ…
「最初に磯の香りがきて、次に甘みが来る~♪口の中で二回美味しさがくる~♪」と幸せそうな顔。
続いてブランド娘3号も…同じ感想、感激でした♪
そんな二人を見ていてブランド娘1号が「私まだ何も食べてないです~(^_^.)」と苦笑い。
あ~んと食べさせてあげました。
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苦いウニや美味しいウニの見分け方を伺いました。
濃くてオレンジっぽいのは苦いそうです。実際食べてみましたが、苦みがいつまでも口の中に残って、これを始めて食べたらウニ嫌いになるなぁと思いました。
色が薄いほうが甘いのだそうです。
また、メスは苦く、オスは甘いそうです。

また、海がメス化しているともおっしゃっていました。
今の時期はメスも甘いはずだが、なぜか苦いのだとか。環境が壊れていっているのかもと。

さて、殻から外したウニを洗います。
塩水(海水)で洗いながらワタ(黒い部分)をとってキレイな部分だけ残します。
ウニ割り体験をされた方が、実際に自分の家でやってみた際に、知らずに真水にウニの身を入れておいたそうで、水の中にウニが溶けてしまってなくなったといったお話も聴きました。確かに一般の方では、聴いておかないと分からないお話です(フムフム・・・タメになるお話です♪)



ウニの身はとても柔らかいので、手作業でないとできないなと思いました。

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そして、ウニの箱詰めを見学。
すごく上手に、手際よく、きれいに箱に並べられていました。



本当の美味しいウニを食べればウニ嫌いもなくなるだろうにと思いました。
そして、こうして体験することによって本当の美味しさを味わえるので、今ウニを食べられない人もぜひぜひ体験して欲しいと思いました。

さて、次は伊勢海老体験です。
伊勢海老は氷水に浸けられていましたが、まだ少し動いてました。
冷水に浸けると冬眠しているような状態になるそうです。
大人しくなっている伊勢海老をタライから出して写真撮影。
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次は、私達が写真撮影。
ブランド娘2号が「伊勢海老~」と笑顔を作って写真を撮ろうとしていると、マッコ姉が「うに~なに~ぶり~えび~いせえび~♪って言うとニッとなるので言ってみなさい」と。
そのまま使わせて頂きました(^^♪
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では、早速伊勢海老をさばいてみます。
分厚いゴム手袋をつけて、どこの家庭にもある、少し大きめのスプーンを用意。
45度ぐらいの角度でスプーンのお尻を、足の付け根の割れ目の部分に差し込みます。
ブスッと皮を突き抜けた様な手応えがありました。
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そのまま、殻と身を剥がすようにスプーンを動かします。
まだ生きていたので可愛そうで、何度もごめんねと言いながら、さばいてました。
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殻と身が大体剥がれたなぁと思ったら、頭と胴体部分をひねりながら引っ張ります。
すると、キレイに分離しました。

今度は、はさみでお腹の殻を切ってはずします。

作業途中、エビの身は氷水に浸けなくてもいいけど、浸けないとエビの白い血が固まってドロッとなる。これがアレルギーのある人には反応してしまうので氷水に浸けたほうがいいとおっしゃっていました。

オスとメスの見分け方も教わりました。
写真ではわかりづらいかもしれませんが、胴体部分についている足のようなヒレが見分けるポイント。
メスはここで卵を抱えたりするんですね~。
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そして、お腹の殻を剥がしたら、次は背中の殻と身をスプーンでくり抜くようにしてはがします。
身だけになっても、筋肉がピクピク動いてて、プリプリしてます~。
そして、腸を引き抜きます。腸に食べた餌が入ってるので取り除いた方がいいですね。
これで食べられる身の部分がきれいに取り出すことができました。
身は好きな大きさにはさみで切ります。
マッコ姉が、「切らずにそのままかぶりついてもいいよ」と。それは贅沢すぎます~。

頭は味噌汁にするため、脳天割をします。頭を縦に二つにはさみで切ります。

この後、さばいたウニと伊勢海老を頂くのですが、ちゃんとしたお食事として出てくるのでかなりボリュームがあります。二人で来て、一人はウニ割り体験、一人は伊勢海老体験をやると丁度いいよとマッコ姉がおっしゃっていました。

さて、伊勢海老を盛るだけになった、きれいなお造りが出てきまた。
そこに、先程さばいた伊勢海老を好きなように盛り付けます。

ブランド娘1号(大野歩)は、キレイに元の形にはせず、バラバラになったのがわかるように並べました。
↓写真上段左:ブランド娘3号(高橋まや)作 / 写真上段右:ブランド娘1号(大野歩)作↓
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伊勢海老体験をして、自分でさばいた伊勢海老と、お造りと、サラダ、伊勢海老の味噌汁、ごはん、小鉢、漬物セットで3500円!安い!すごい!
ちなみにウニ割り体験は2500円、食事込みです。
他では味わえない安さだと思いませんか?

写真撮影をして、頭と殻は味噌汁へ持って行かれました。

お食事の前に市報の取材をさせて頂きました。
マッコ姉は忙しかったので、代わりに三男のトヨ兄が取材に応じてくれました。
愛想がよく、おしゃべり好きで、演技が好きな、個性的で面白い方でした。
トヨ兄、取材協力ありがとうございました。

さて、お食事の用意が整い、お待ちかねの昼食です。
和気あいあいとみんなで楽しくおしゃべりしながら食べました。

伊勢海老の一口目が忘れられない味でした♪
すっごく甘くておいしい!しあわせ~!これだけで充分、冥土の土産御膳や~!
と、ブランド娘2号が言いながら食べていました♪

ご飯もちょーおいしい!甘くてツヤツヤ炊き立てでした!

さて、こんな楽しくて美味しい最高の取材をさせていただいたので、夜の祝賀会では少しでもお役に立てるよう頑張るぞ!おばちゃんバイキングもしっかり皆さんにお伝えできるように頑張りたいと思います。

みなさん、ぜひ一度、ウニ割り体験、伊勢海老体験を体験してみてくださいね♪

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(Written by さいきブランド娘1号&2号&3号 21.Sep.2011)
by saiki-brand | 2011-09-26 16:33